造成工事 現場の様子をご紹介
今回は造成工事の現場の様子をご紹介しました。
さて、ここからは造成工事のお役立ち情報をお伝えいたします。
造成工事の内容
■整地
地面を平らにする工事で、コンクリートがらや石、草などを取り除き表面を固めてきれいにします。
もともとでこぼこな土地のほか、建物の解体後や樹木の伐採・伐根後にも整地を行ないます。
■伐採・伐根
建築に支障をきたす樹木がある場合は撤去します。
その場合、樹木の幹や枝を伐採するだけではなく根っこも抜き、地中にも障害物がない状態にします。
■地盤改良
田んぼや埋立地、谷、川、海だった場所は地盤が軟弱なことが多く、そのまま建物を建築すると地盤沈下を起こす恐れがあります。
地盤がどのくらいの重さに耐えられるかという調査を行ない、地盤が弱い場合は土地が長期的に建物の荷重に耐えられるように地盤改良する必要があります。
地盤改良には表層部分の土にセメント系の固化材を混ぜて固める表層改良と、建物を支えるために行なう柱状改良や鋼管杭などの方法があります。
■盛土
地盤面が道路や周囲の土地に比べて低いと大雨や台風などにより水が流れ込み、土地が水没したり建物が浸水したりする恐れがあるため、盛土をして地盤面を高くします。
また傾斜地の地盤を平らにして有効に利用できる面積を広げるために盛土を行なうこともあります。
■土留
もともと高低差のある土地や盛土によってできた斜面が崩れないように擁壁をつくることです。
鉄筋コンクリートやブロックなどで壁状の構造物を築造します。
造成工事の費用相場
造成工事の費用相場は、国税局の管轄エリアごとに決まっています。
「整地」「伐根」「地盤改良」「土留」などの項目につき、1平方メートルあたりの相場が提示されています。
詳細は、国税局等のサイトをご確認ください。
国税局の管轄エリアごとに決められた費用のほかに気をつけていただきたいのが、残土処理や廃棄物処理の費用です。
とくに残土の処理費用については、業者によって価格設定が異なるため、必ず事前に確認するようにしましょう。解体工事のあとに造成工事を行なう場合は、各工事にかかる費用に加えて、残土や廃棄物の処理費用を確認することが大切です。
また粗仕上げ、砂利整地、防草仕上げ、舗装仕上げなど、仕上げ方によって費用が変わってきます。
現場の状況に応じて賢く選択することをおすすめします。
その他、海や川などで行なう浚渫、湿地帯などで行なう埋立、遠浅の海に堤防をつくって土地をつくる干拓なども造成工事に含まれます。
費用については、通常の造成工事とは異なるのでご注意ください。
弊社は、三重県内で土木工事や造成工事・外構工事・エクステリア工事などを承っています。
各種施工は、三重県伊賀市の結希建設株式会社にお問い合わせください。
最後までご覧いただきありがとうございました。